2022.03.14

氏名:今村さん
現在の家族構成:夫、娘(22歳)、息子(20歳)
里親歴:平成30年9月から(4年目)
今まで迎え入れた子どもの数:5名
子どもを受け入れた期間:最長1年3ヶ月 短期は1週間~10日程度

質問1:里親になったきっかけは?

 娘の学校のボランティア活動で、乳児院の子どもたちと触れ合う活動をしていて、その時に親元で暮らせない子どもたちのことを知りました。ただすぐに里親になろうとは思いませんでした。というのも、里親は長い期間、子どもを育てるというイメージがあったので
それが、たまたま目にした市政だよりに、「短期の里親を募集しています」という情報が載っていて、「短期だったら私もできるかも」と思うようになりました。そしたら買い物に行ったスーパーに里親の説明をするブースが出ていたので、「これは運命だ!」と思い、そこで説明を聞いて里親に登録することを決めました。

質問2:実際に里親をやってみていかがでしたか?

 私にとっての一番の里親体験は、生まれた病院から直接我が家に来て13ヶ月程過ごした子になります。とにかく可愛くて、楽しかったです。自分の子どもたちは大きくなっていたのでそれぞれ自分の部屋で過ごすことが多かったのですが、赤ちゃんがやってきたことでリビングにいる時間が増え、家族の会話も増えました。夜中2時間おきの授乳などは体力的にも大変でしたが、娘たちが「昼間は私たちが見ておくからママは休んでいてね。」と積極的にサポートしてくれてとても助かりました。子どもたちにとっても、色々な境遇の子どもがいることや、子育ての楽しさ・大変さを知ることができて、とても貴重な経験になったと思います。

質問3:迎え入れた子どもたちはどんな様子でしたか?

 我が家にきた子どもたちは様々な事情で里親家庭にきていたと思いますが、だからと言って影があったり特別大変だったりということは全然なくて、みんな無邪気で純粋で他の子ども達と全然変わらないと思いました。来てすぐは初めての場所ですし、緊張もしているのか泣く子もいます。でも一緒にお風呂に入って一緒のお布団で寝ると安心するのか、次の日からニコッと笑いかけてきてくれて、懐いてくれるし頼ってくれるようにもなり、こちらもどんどん愛着がわいてきます。その子が笑ったり、ハイハイができるようになったり、自分でスプーンが持てるようになったりなど、日常のひとつひとつに喜びが感じられて、それは我が子だからとか預けられた子だからとか関係ないと思いました。

質問4:里親をしていて周囲の反応は?

 私と同世代の友人たちは自分の子どもが大きくなって赤ちゃんが恋しい年代なので、「かわいい!」「抱っこさせて!」と赤ちゃんの奪い合いになります()。印象的だったのは、飲食店で私が赤ちゃんを抱っこしていると他のお客さんから「失礼ですがどういったご関係ですか?」と質問されたことがありました。おばあちゃんと思われる私がずっと赤ちゃんを抱っこしているのが不思議だったんでしょうね。里親をやっていることを説明するとすごく共感されて「自分たちもやってみようかな」と話してくださり盛り上がりました。皆さん里親制度のことを知らないだけで、知るとすごく前向きな反応が返ってきます。

質問5:里親制度を知らない人へメッセージをお願いします。

 子どもを預けるお母さんにとっては、他の人に子どもを預けることに罪悪感があったり、もしくは我が子が里親の方に懐いてしまうのではないかと心配になったりすることがあると思います。でもそこまで重く捉えずに、近所のおばちゃんにちょっとだけ見てもらうという感覚で預けて頂ければと思います。子育てで大変なお母さんがちょっとでも休めて安心できるようになれば良いと思っています。
 里親に興味があるけど登録するか迷っている人に向けても同じで、そんなにハードルが高い制度と思わず、困っているお母さんやお子さんを数日間お手伝いするくらいの感覚で考えて頂けたらと思います。もちろん大変なことはありますが、子どもの成長に立ち会えたり、家族の関係性が深まったりと、良いことだらけですので、少しでも興味があればぜひやってみてほしいです。

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